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トラブルガイド

成形不良

フローマーク

 フローマーク現象とは、金型内を樹脂が流された後をゲートを中心にした縞模様で現れる現象。

外見 写真:偏肉型フローマーク 写真:レコード型フローマーク 写真:千鳥型フローマーク
現象 偏肉型 レコードマーク型 千鳥型
特徴/
原因/
対策等
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外見 写真:偏肉型フローマーク
現象 偏肉型
特徴/
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外見 写真:レコード型フローマーク
現象 レコードマーク型
特徴/
原因/
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外見 写真:千鳥型フローマーク
現象 千鳥型
特徴/
原因/
対策等
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偏肉型

特徴

肉厚の変化のある場所で発生する光沢むら。

原因

偏肉部を通過する溶融樹脂が通過前後で、流速、冷却速度、金型面への転写圧力等がが異なり、結果として光沢が異なってくる。

対策
  • 金型温度を高くする
  • 成形温度を高くする
  • 射出速度を速くする
  • ランナー、ゲートを高くする
  • 成形品形状の見直し(段差)としてRを設けてスムーズな流れにする
    【参考】 製品設計ガイド(肉厚)
成形品の偏肉によるフローマークの発生状態 成形温度によるフローマークの発生状態
充填
金型
充填
金型
240℃
低速
220℃
240℃
中速
240℃
高速
240℃ 280℃

 金型に朱肉を付着させフローマーク発生状態を把握する。段差部に起因するフローマーク発生起点の検証結果…
偏肉部の出口コーナーエッジがズリ発生起点となる。

レコードマーク型

特徴

ゲートを中心にした縞模様で現れる現象。

原因

 スプルーやランナーで冷やされた樹脂が、キャビテイ内で更に冷え高粘度になって充填される結果、 金属面に接した樹脂が半固状のまま圧入されるので、表面に流れ方向と直角に縞模様を形成する。

対策
  • 射出速度を速く設定する。
  • 射出圧力、保持圧力を高くする。
  • 樹脂温度、金型温度を高くする。

千鳥型

特徴

光沢部分と曇り部分が交互に発生する千鳥状のもの。

原因

流動末端(フローフロント部)の不安定流動

対策
  • 射出速度を遅く設定する。
  • 樹脂温度、金型温度を高くする。

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