快適な空間をつくりだすきしみ音対策材
HUSHLLOY®
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HUSHLLOY®とは
プラスチック製品の篏合部から発生する「きしみ音」や
可動部位の「こすれ音」を低減させて快適な空間を実現します。
FEATURE01 きしみの低減
特殊ポリマーの配合により「キシキシ」音を抑制
２つの材料を擦り合わせた際の摩擦振動（スティックスリップ現象）によりきしみ音が発生します。
既存のABS樹脂に独自開発した特殊ポリマーを配合することで篏合部をなめらかに滑らせ、きしみ音を抑制します。
きしみ音の発生するリスク
HUSHLLOY
異音リスク値（RPN）＝ 1 Low stick-slip risk
従来の素材
異音リスク値（RPN）＝ 9 High stick-slip risk
きしみ音の発生しやすさをリスク値で数値化（ドイツ工業規格：VDA230-206）
リスク値の判断基準
リスク値1～3：きしみ音発生リスクが低い、リスク値4～5：きしみ音発生リスクが中程度、リスク値6～10：きしみ音発生リスクが高い
FEATURE02 長期間性能維持が可能
音の発生が疑われる部位へのグリス塗布や不織布貼付が不要
きしみ音を防ぐため、一般的にはグリスの塗布や不織布の貼り付けといった対策がとられますが、HUSHLLOY®は練り込んであるので、それらの工程が不要となります。そのため費用削減・施工ミス軽減に加えて、長期性能維持が可能です。
使用用途
- 自動車部品（インジケーター、エアコンリテーナー、カップホルダー、メーターハウジング等）
- エレクトロニクス部品（デジタルビデオカメラ、ディスクトレイ、カーナビゲーション等）
- 日用品（ベッド、椅子等）
例）自動車部品使用箇所
ラインナップ
HUSHLLOY®は耐熱、つや消し、ガラス入り、PCアロイ等の効果など豊富なラインナップを揃えております。
もちろんABS樹脂の特徴である物性バランスや成形加工性の良さ及び安定した成形収縮率を維持したまま、きしみ音対策機能をすることが可能です。
またHUSHLLOY®の機械物性及び成形収縮率は、従来のABS樹脂やPCアロイと同等であるため、現行の金型をそのまま使用していただけます。
一般タイプ
ABS系 HUSHLLOY®
耐熱タイプ
耐熱ABS系 HUSHLLOY®
耐候タイプ
AES®系 HUSHLLOY®
ASA系 HUSHLLOY®
艶消しタイプ
艶消しABS系 HUSHLLOY®
PCアロイタイプ
（強靭）
PC/ABS系 HUSHLLOY®
PCアロイタイプ
（耐候）
PC/AES®系 HUSHLLOY®
PAアロイタイプ
PA/ABS系 HUSHLLOY®
PBTアロイタイプ
PBT/ABS系 HUSHLLOY®
ガラス繊維強化タイプ
ガラス繊維強化系 HUSHLLOY®
難燃タイプ
難燃系 HUSHLLOY®
押出タイプ
押出系 HUSHLLOY®
Q&A
がたつき音などの打音を抑えられますか？
HUSHLLOY®シリーズの打音低減材がおすすめです。「きしみ音」低減機能も失わずに、打音を減らすことができます。
HUSHLLOY®は車以外にも使うことはできますか？
車以外にもベッドや椅子、エアコンなどに使用されています。今後は家電や家具など幅広い活躍が期待されています。
取り組んでいる
SDGsの目標
