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よくあるご質問

こちらのQ&Aページでは、お客様より寄せられたお問い合わせから、よくある質問と、その回答をまとめております。お問い合わせの前にご覧下さい。

※回答は、ご質問の前提、背景を一般化しておりますので、適切でない場合もあります。 重要な事項については、当社への直接のお問い合わせをお願いいたします。
※掲載されたQ&Aの情報はご参考としての扱いを前提としております。 詳しくは免責事項をご参照下さい。

製品群について

製品タイプ一覧を教えて下さい。

 当社製品は、素材別に商標が分かれていますので、製品情報をご参照下さい。 また、特性別に一般用途、持続性制電、押出用途、難燃、めっき・塗装、耐熱、 繊維強化、耐候性、摺動、透明等、各種取り揃えてございますので、詳細は当社営業部員までお問い合わせ下さい。

各種規格規制について

ABS樹脂はFDAに合格しますか?

ABS樹脂は、FDAの規則で既認可物質の一つとしてリストされています。 ただし、配合成分、モノマー成分の溶出レベルと用途面での制限がありますが、 繰り返し使用の器具などへの使用は可能です。

ドイツのブルーエンジェルでプリンターに使用できるプラスチック材料の規制はどうなっていますか?

ブルーエンジェルマークを取得するためには、プリンターの筐体材料は、非ハロゲンタイプの難燃材料を使用する必要があります。 また、三酸化アンチモンの使用も制限されます。 当社では、このような状況に対応するために非ハロゲンタイプのグレードを提供しております。

NSFとは何ですか?

NSFは、「National Sanitation Foundation」の略称で、米国の任意第三者認証団体です。 水回りの衛生基準を定め、試験して認証する業務を行っています。

ABS樹脂にオゾン層破壊物質は含まれていますか?

当社の製造工程において、原料としてオゾン層破壊物質である特定フロン等は使用しておりません。

FMVSS302とは何ですか?

FMVSSは「Federal Motor Vihcle Safety Standard」の頭文字を取った呼称です。 当社の自動車用グレードは規格適合の確認をしております。 FMVSS302は、車両用の材料に対して実施される米国の試験規格のひとつで、燃焼性能(燃焼速度)を試験する規格です。

UL規格について

ULファイル番号を教えてください。

旧 UMG ABS株式会社製品のULファイル番号は、E47016、旧 テクノポリマー株式会社製品のULファイル番号は、E54297 です。

難燃性について教えてください。

本文UL94で規定する燃焼性クラスについては下記リンクをご参照ください。

UL94の試験法について教えてください。

UL94の燃焼性試験法には、UL94 HB、UL94 V-0、UL94 V-1、UL94 V-2、UL94 5VA、UL94 5VBがABS樹脂の燃焼性のほとんどをカバーしています。 試験方法のイメージは、下記をご参照下さい。

UL認定を証明する書類を頂きたいのですが。

UL認定を証明する書類には2種類の証明書形式があります。メールにより営業にご依頼下さい。

1.6mmでUL認定されているグレードを1.0mmの肉厚製品に使用できますか?

認定範囲を逸脱しますので認定品としては扱われなくなります。 より薄い肉厚認定グレードを使用されるか、 または製品での試験が必要になります。

ABS樹脂のRTIは何度ですか?

RTI(Relative Thermal Index)は、ULによる熱老化性の温度指標であり、長期間暴露されたとき、電気的特性、機械的特性が元の特性の半分以上を保持することができる温度がRTIとして与えられます。 RTIは樹脂の種類やグレードによって異なります。ULの個別製品規格では、製品の種類や使用部位により要求されるRTIのレベルが異なります。 標準的なABS樹脂のRTI は60℃です。

樹脂成形加工について

成形条件についての情報を下さい。

乾燥条件を知りたいのですが。

製品タイプごとに条件が異なります。 成形条件表に乾燥条件が記載されていますので、当サイトの 「製品資料」ページの射出成形条件からダウンロードして下さい。

エアーベントのサイズはどれくらいにすれば良いですか?

一般のABS樹脂の場合、深さ2/100~3/100 ランド長さ3~5mm、幅5~20mm。ガス抜き溝深さは0.5~1.0mmを目安としています。

ゲートマークがとまりません。

金型温度、樹脂温度が低い、射出速度が速い場合に発生しやすくなります。 金型の設計とも密接な関係があります。 詳しくはトラブルガイドをご参照下さい。

シルバーの発生原因は何ですか?

射出成形品の表面に発生するシルバーは色々な原因で発生します。

塗装性について教えて下さい。

ABS樹脂は、汎用からエンプラを含めた中で最も塗装性が良い樹脂です。 塗装性は、材料の組成と成形品の表面の状態及び塗料の選択に大きく左右されます。

カラー着色について

カラーコードと色の関係が知りたいのですが。

カラーコードは3ケースがあります。下記リンクをご参照ください。

発色の手順について知りたいのですが。

一般的に、お客様に色見本を提示していただき、選定して頂いたグレードに、着色材(染・顔料)を配合して着色します。 この時に、各種規制、製品の要求特性、成形方法等を考慮し、着色材の選択を行います。 また、本来ならば、色見本に対して発色品の色は、あらゆる光源(照明条件)において一致しているべきでありますが、上記の着色材選択により、それが難しい場合がありますので、最初から使用環境光源あるいは色判定光源を指定していただくことが望ましいです。

着色用マスターバッチはありますか?

当社では着色製品の販売を行っております。 着色用マスターバッチの生産販売はしておりません。

光源により色が違って見えますか?

同一の物体でも、これを照明する光源が異なると、色の見え方が違ってきます。 これを演色性と言います。 また、分光分布の異なる2つの色が、特定照明条件で同じ色に見えることを、条件等色(メタメリズム)と言います。 分光特性が同じ色は、どのような照明条件のもとであっても同じに見えますが、片方(例えば、色見本とカラープレートのどちらか一方)の分光特性が異なると、ある照明条件ではお互い同じに見えても、他の照明条件のもとでは違って見えます。

メタリック発色は可能ですか?

特殊着色の一環として、メタリック調の発色及び材料の販売は可能です。 ただし、メタリック材料はその特殊性から、メタリック感の違いやウェルドラインの目立ちなどの問題により、ご要求色の提供が困難な場合もあります。

用途と設計について

樹脂製品設計で気を付けることは何ですか?

樹脂成形品としての要求・品質を明確にし、要求・品質に見合った樹脂グレードを選定することが大切です。 考慮すべき項目として、製品の肉厚(剛性の考慮)、コーナー部のR(樹脂の流動性考慮、コーナー部応力集中の緩和)、 リブやボスの形状と位置並びに数、ゲートのデザイン、抜き勾配、ガス抜きなどがあります。

ABS樹脂のポアソン比を教えて下さい。

一般のABS樹脂では、ν=0.35~0.38です。

CAEについて

樹脂ファイルをいただきたいのですが。

金型内での樹脂流動シュミレーションを行う場合に、成形に使用する樹脂グレードの流動特性を表すデータが必要になります。 当社では、お客様のご利用に応じて上記データを提供しております。 ご検討のグレード名称と必要な情報を添えて、営業部までメールフォームにてご請求ください。

ポアソン比とは?

縦弾性係数とは?

横弾性係数とは?

熱伝導率とは?

樹脂特性について

耐薬品性について知りたいのですが。

薬品がどのようなものかで結果が異なります。 溶解型薬品の場合は、ご使用は出来ません。 下記「詳しく見る」からABS樹脂の耐薬品浸漬試験結果をご覧下さい。 また、歪のかかった環境での薬品との接触は割れの原因となることがあります(環境応力亀裂)。 環境応力亀裂に関する詳細な説明並びに対策については、「トラブルガイド」ページを参照して下さい。 当社では環境応力亀裂に対して改良された各種グレードを販売しています。

吸水性について教えて下さい。

ABS樹脂は吸水性があります。 成形時には必ず乾燥して下さい。 吸水のレベルは、汎用グレードでは常温大気中放置で0.5~0.7%程度、一部の耐熱グレードや特殊グレードでは1%とグレードにより異なります。 製品紹介のページで製品別射出成形条件の資料をダウンロードし、ご参照下さい。 射出成形では吸水率0.05%以下を目安に乾燥を行って下さい。

酸素指数を教えて下さい。

難燃タイプのABS樹脂の酸素指数は、難燃性能に応じて約22~35、非難燃タイプのABS樹脂は約18です。

電気抵抗、絶縁破壊強さを教えて下さい。

標準的ABS樹脂では、体積抵抗率:10E+15から10E+18ohm・cm  絶縁破壊強さ:14-20kv/mmです。

ABS樹脂の発火温度は?

ABS樹脂の発火温度は約500℃ですが、燃焼環境条件で変動します。

比誘電率、誘電正接の値はいくらですか?

標準的ABS樹脂で、 比誘電率は2.4-5.0(60Hz)  誘電正接は0.004-0.008(10E+6Hz) となっています。

ABS樹脂のガラス転移温度を知りたいのですが。

ABS樹脂は200℃近く離れた2つの温度領域にガラス転移温度を持ちます。 ブタジエンゴムに起因する低温側の-80から-90℃付近の転移と、PSANに起因する高温側120℃近辺の転移点です。 低温側はABS樹脂の低温衝撃強度に貢献する特性です。 高温側は耐熱性を支配する特性です。 動的せん断弾特性の測定例をご覧下さい。 ガラス転移温度はtanδのピーク温度で知ることができます。動的せん断弾特性の測定例

ABS樹脂と他樹脂の特性を比較した資料はありませんか?

異なった樹脂を比較評価することは、規格試験法では各樹脂固有の試料作成条件や試験条件があり無理があります。 ご検討予定の製品でその違いを把握することをお勧めいたします。 プラスチックを扱った書籍の中に数値比較をしたものがありますので、「プラスチック読本主要熱可塑性プラスチックの性能一覧表」をご参照下さい。 また、ご覧いただく前に、免責事項をご一読下さい。

ABSの成形収縮率はいくつですか?

一般的にABSの場合で0.4~0.6%,ASでは0.2~0.5%です。下記リンクをご参照ください。

ABS樹脂にPVCシートが接触する構造はABSに劣化(ストレスクラック)が生じると言われますが、なぜですか。また、油類も付着するとよくないと言われますが、なぜですか?

樹脂組成について

ABS樹脂の組成について教えて下さい。

ABS樹脂はアクリロニトリル、スチレン、ブタジエンの3種類のモノマーを重合させた3元共重合です。下記リンクをご参照ください。

ABS樹脂とAES樹脂の特徴は何ですか?

両樹脂とも汎用樹脂とエンプラの中間に位置します。 表面硬度・発色性・設計精度が製品に反映でき、成形性も良く、広範囲な部品の樹脂設計を可能とします。下記リンクをご参照ください。

AXS樹脂とはどのような樹脂ですか?

ABS樹脂の名称は樹脂を構成するモノマーの頭文字を表しています。 ブタジエンゴムの代替として各種のゴムが耐候性を改善する目的で使用されています。 例えばAES樹脂、ASA樹脂、 SAS樹脂、ACS樹脂があります。 当社では、塩素系ゴムを除く各種のゴムをその特徴を生かすために積極的に採用しております。 そして、これらを総称して表現するために、当社ではAXS樹脂と呼んで耐候性グレードを含む高機能性スチレン系樹脂として総称しております。

試験法について

ASTM法とISO法の試験法の違いは何ですか?

ISOの試験法について教えて下さい。

比較的、ご質問の多い試験項目についてイラストで下記の試験法を紹介しています。 下記をクリックし、ご覧下さい。

グローワイヤ試験について教えて下さい。

サンプルの平面部分にグローワイヤと呼ばれる赤熱線を規定の温度まで赤熱し、それを試験面に一定時間押し当て、その間にサンプルが燃焼するかどうかで判定します。 赤熱線の試験温度は、550℃から100℃刻みで、最高は960℃までの5種類があります。

環境・リサイクルについて

ABS樹脂をリサイクルしたいのですが。

適切に管理された状態で成形された成形品が、長期にわたる正常な使用を経て再生される場合には、物性の大幅な低下が少なく、マテリアルリサイクルが可能です。 他の樹脂や素材と分離できない状態になり、マテリアルリサイクルが困難になった時は、サーマルリサイクルも可能です。

ABS樹脂はPRTRの対象物質ですか?

有害重金属は使用していますか?

有害重金属である鉛、カドミウム、6価クロム、水銀およびその化合物は、当社製品の原料として使用しておりません。下記リンクをご参照ください。

特定臭素系難燃剤を使用していますか?

特定臭素系難燃剤とは、PBB(ポリブロモビフェニル)、PBDE(ポリブロモジフェニルエーテル)のことを指しており、臭素の数により数種の種類があります。 当社製品におきましては、過去使用している難燃グレードもありましたが、すでにこれらのグレードは廃止し、使用を中止いたしました。

アンチモン化合物を使用していますか?

難燃グレードの一部のグレードを除き、難燃助剤としてアンチモン化合物を使用しております。 使用されているグレードにつきましては、ISO11469表示またはMSDSにてご確認いただけます。

オゾン層破壊物質は含まれていますか?

当社の製造工程において、原料としてオゾン層破壊物質である特定フロン等は使用しておりません。

貴社製品における環境負荷物質の調査を依頼したいのですが?

ABS樹脂は、その優れた発色性の特徴を活かし、ほとんどの製品が着色して使用されています。 従いまして環境負荷物質調査の際は、その着色剤も含めた調査・分析する必要がございます。 製品の着色には、お客様ご指定のカスタマーカラーも多々あり、一概に赤色とか黒色での調査依頼をなされても、着色剤の特定が困難な場合もございます。 より円滑かつスピーディーに処理する為には、グレード名カラーコードといった詳細を把握する必要がございますので、直接お客様担当の営業部員へご依頼願います。 また、測定を伴うデータ等の提出につきましては、原則有料となりますのでご了承下さい。

難燃剤として臭素系難燃剤は使用されていますか。
使用されていればダイオキシン問題から他の材料により難燃化は検討されているのでしょうか。
今後、樹脂ノンハロゲン化に基づく難燃化技術はどのような方策で対応すると思われますか?