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ガス抜き

金型設計においては、「いかに有効なガス抜きをつけるか」がトラブル(ヤケ、充填不良、離型不良、ウエルドの目立ち等)を少なくする上でのポイントになります。

ガス抜きは、基本的には樹脂の流動末端(ウエルド、ボス、リブ、パーティングライン)にそれぞれ設ける必要があります。 
ガス抜きの方法は、樹脂が流れ込まずに揮発ガスのみが通過するスリット(ゲートからの距離によって深さは異なりますが、ゲートに近い所では3/100mm、遠い所では5/100mmが目安になります)を多数設けるのが一般的です。 
ランドは5~10mmとして、それより金型の外まで0.5~1mm程度と深くします。(幅は5~10mm)

パーテイングラインによる方法|ボスによる方法|突き出しピンによる方法|入れ子による方法

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