生産技術の仕事

工場の司令塔として製品の
最適な生産方法を
立案実行していく。

どんなに優れた製品も、それを高品質かつ高効率で安定的に生産できなければ、世の中の多くの人々に届けることはできません。そうした生産に関わる技術的な諸問題を解決し、製品の生産性をいっそう向上させていくことが、この技術職の大きなミッションです。製品の生産性をアップさせるためには、ポリマーを合成する際の配合を変えたり、あるいは素材そのものを変更するなどさまざまな方法があり、そこに生産技術の知恵が問われます。また新製品が開発された時には、どのように生産すれば品質を保ちながら効率的に製造できるかを考え、ラボの実験用設備で検証を重ねて最適なプロセスを導き出し、それを工場内に展開して生産ラインを構築していきます。いわば工場全体の司令塔のようなポジションで、生産技術者の活躍次第で会社の収益が大きく改善することも多く、きわめて重要な役割を担っています。

生産技術職Q&A

Q生産性アップとはどういうことですか。

A良い製品を・安定的・継続的・低コストで作るのは多くのメーカーの使命ですが、生産性アップとは、製品の品質を維持しながら、より低コストで生産量を上げ、結果的に収益が高くなる取り組みといえます。

Qチームや担当などはありますか。

A生産技術部の中には役割ごとにいくつかのチームがあります。重合、加工、品質保証、カラーなどのチームです。製造部門とマッチングされ、生産技術のスタッフはそれぞれの製造工程における生産性向上のための取り組みを行うのが仕事です。

Q他部署との関わりも多いと聞きましたが?

A新製品の製造ラインの立ち上げ、従来製品の生産性のアップなど生産技術部門が関わる案件は数多くあり、その業務の内容によってさまざまな部署と連携しながら仕事を行います。なかでも研究開発、設備保全のチームとは密接に連携します。

Interview社員インタビュー

知恵を絞り、製品の生産性を向上させる。
自分の提案で、工場が大きく変わる。

生産技術部 重合チームS.W.

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