Company会社・事業紹介

ABS樹脂で国内シェア50%を誇る
No.1企業。
優れた技術力で、他にはない製品を
続々と市場へ。

自動車・家電・OA機器・住宅建材など、私たちの身のまわりの製品に不可欠なプラスチックである「ABS樹脂」。テクノUMGは、このABS樹脂の国内有力メーカーであったテクノポリマー(大手化学メーカーJSRの完全子会社)とUMG ABS(宇部興産と三菱ケミカルのジョイントベンチャー)の2社が統合し、2018年4月に新たに誕生した企業です。現在、日本での市場シェアは50%に及び、圧倒的なNo.1メーカーとしての地位を築いています。ABS樹脂は、設計開発次第でさまざまな価値を生み出せる高機能なプラスチックです。当社はその設計開発に独自のノウハウを有しており、たとえばプラスチック部品の「きしみ音」を低減するグレード(ブランド名“HUSHLLOY®”)や、耐候性に優れ、自動車の外装に欠かせないグレード(ブランド名“DIALAC®”)など、他にはない製品も数々抱えています。こうして長年培ってきた高度な技術力が、テクノUMGの大きな強みです。

日本代表として、これからは
世界で勝負していく。
“グローカル”なアプローチで
新たな市場を開拓。

テクノUMGはこれから、すでに50%ものシェアを持つ国内市場での事業基盤をさらに強化しつつ、日本を代表するABS樹脂メーカーとして世界で勝負していきます。これまで日系メーカーのお客様の海外進出をサポートする形でアジアや欧米に事業を広げてきましたが、今後は“グローカル”、すなわちグローバルに事業展開しながらローカルに根づいて現地のニーズに応える製品を供給していく戦略を掲げ、日系に限らず非日系の海外企業のお客様との取引をいっそう拡大していきたいと考えています。世界には、当社を凌ぐ生産能力を持つ巨大なライバル企業が存在します。しかし、私たちは他社が真似できないユニークな技術を持っています。それを武器に“HUSHLLOY®”や“DIALAC®”に続く革新的なABS樹脂を創り出し、グローバルなスケールで新たな市場を開拓していく。そんなチャレンジを、これからテクノUMGに参画いただくみなさんと一緒に繰り広げていきたいと思っています。

Global Network

素材で革新を起こして
社会に広く貢献し、
ここで働くことを
誰もが誇りに思える企業へ。

テクノUMGが掲げている企業ビジョンは“Materials Innovation”。つまり、素材と技術で価値を提供し、お客様に信頼される企業を私たちは目指しています。ものづくりを担うお客様がお困りになった時、テクノUMGの知恵を借りたいと真っ先に声をかけていただける存在になりたい。そして、私たちならではの技術で社会に貢献し続けることで、すべての従業員とその家族が誇りに思える企業、世の中から「本当に良い会社だ」と尊敬される存在になることが、私たちが描いている将来像です。そのために、グローバルで事業をさらに成長させていくことはもちろん、従業員にとって働きやすい環境を整えていくことにもいっそう力を入れて取り組んでいきます。テクノUMGは新会社としてまだスタートしたばかりであり、未完成で発展途上の企業です。これから私たち自身の手で理想の企業を創り上げ、未来に向けて進化を続けていきたいと考えています。

会社概要

商号 テクノUMG株式会社(Techno-UMG Co., Ltd.)
所在地 本社
〒105-0021 東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル22階
TEL. 03-6218-3880 FAX. 03-6218-3876
設立 2018年4月1日  
※テクノポリマー株式会社とUMG ABS株式会社の事業統合により設立
資本金 30億円
株主 JSR株式会社51%、UMG ABS株式会社49%(UBE株式会社、三菱ケミカル株式会社が50%ずつ出資)
代表者 取締役社長 山脇 一公
従業員数 750名
事業所 本社   東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル22階
営業拠点 名古屋支店(愛知県名古屋市東区)、大阪支店(大阪府大阪市西区)
生産拠点 宇部事業所(山口県宇部市)、大竹事業所(広島県大竹市)、四日市事業所(三重県四日市市)
海外拠点 アメリカ、ドイツ、タイ、中国(上海・広州・香港)
事業内容 高機能プラスチック(ABSをはじめとするスチレン系樹脂)の開発・製造および販売