研究開発の仕事

アイデアを自在に駆使して、
新たな機能を持つ
製品を創る。

テクノUMGの主力製品であるABS樹脂は、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンの3つの化合物から成り、それぞれの成分比率を変更すると耐衝撃性や耐薬品性などさまざまな特徴をもたせることができます。また、比較的いろいろなプラスチックとのアロイ化(混ぜること)が容易で、配合次第で新たな機能を付加することも可能です。アイデア次第でまだまだ進化の余地が大いにあるプラスチックであり、創意工夫によっていままでにない価値を持った製品を創り出していくことが、当社の研究開発の仕事です。「いま社会がどんなプラスチックを求めているのか」というニーズを探り、それに応える製品の研究テーマを企画し、ポリマー設計や樹脂配合の実験などを重ねながら新製品を開発していきます。また、持続可能な社会実現のために環境に配慮した製品を開発していくことも、大きな使命のひとつです。

研究開発職Q&A

Q研究開発の成果としてはどんなカタチになるのですか?

A私たちが作り出すのはさまざまな特徴を備えた素材としてのABS樹脂であり、目に見えるカタチとしては数ミリ単位のペレットと呼ばれる粒子状のプラスチックです。そして、このペレットが私たちのお客様企業の製品、たとえば自動車の各種パーツや家電・ゲーム機器などに使用されるのです。

Q実際の仕事の進め方について教えてください。

A一人がいくつかのテーマを持って個人で開発を進めるやり方です。壁に当たると上司や先輩社員からアドバイスをもらいながら課題解決を図ります。大きなチームで役割分担しながら開発する体制よりも、モチベーションやスキルアップの面で有効と考えています。

Q研究開発のテーマはどのようなものですか。

A大きく分けると二つあります。一つはこれまでになかった新しい機能や特徴を持ったABS樹脂の開発。そして、もう一つはすでに開発・販売している従来製品のブラッシュアップです。この二つが研究開発の両輪です。

Interview社員インタビュー

前例のない研究開発にチャレンジ。
新製品をひとつでも多く世の中に
送り出したい。

研究開発統括本部 材料開発研究所T.I.

大切なのは「探究心」と「想像力」。
誰も思いつかないことに果敢に挑みたい。

研究開発統括本部 材料開発研究所M.Y.

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